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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】JIG-SAW—2Q増収、引き続き月額課金案件の受注獲得を推進

*14:47JST JIG-SAW---2Q増収、引き続き月額課金案件の受注獲得を推進
JIG-SAW<3914>は、4日、2025年12月期第2四半期(25年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.7%増の17.70億円、営業利益が同28.8%減の2.74億円、経常利益が同29.3%減の2.78億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同36.4%減の1.86億円となった。

同社のクラウド・IoT分野全体を包括するデータコントロール事業の売上は、安定した完全ストック型ビジネス(サブスクリプションモデル及びリカーリングモデル)の継続課金売上と一時的なスポット売上で構成されており、現時点での主力事業であるシステムマネジメントは、当中間連結会計期間においても、引き続き月額課金案件の受注獲得を推し進め、上場以来過去最高の月額課金売上のプラス成長が続いている。

同社は、独自開発のIoTエンジン「NEQTO」やロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」を軸に、あらゆる機器やネットワークサービスを管理・制御する高度なソリューションを提供している。
当中間連結会計期間においても、次世代システムマネジメントサービス「JIG-SAW OPS」をリニューアルし、膨大な運用経験・ナレッジをベースに、メニューの細分化と直感的でわかりやすいサイト情報設計等、今後のAIの拡張に合わせたユーザーごとの多様なニーズに応える柔軟なサービスを確立するなど、事業の発展・拡大を進めている。
さらに、NEQTOは、IoT製品に対するセキュリティ機能を評価・可視化することを目的とした「JC-STAR」において、JC-STAR(レベル1)の適合ラベル取得に必要な評価基準を満たし、第一弾での適合ラベル発行対象企業となった。
また、各種クラウドを包括管理する「JIG-SAW PRIME」では、取引総額が3.69億円(前年同期比19.4%増)拡大した。
今後の高い事業成長を実現すべく、将来に向けた先行投資額は過去最高を更新し、前年同期と比較して約0.62億円増加となった。なお、当中間連結会計期間において、新東京本社の新エリア開設に伴う本社移転費用が発生しているが、通期の連結累計期間では、各段階利益の前年増減率は改善していく見通しである。

2025年12月期の連結業績予想について、同社のビジネスの堅調な推移により現時点で過去最高の売上高が見込まれる状況だが、データコントロール事業及び米国を軸としたグローバルIoT・生成AIビジネスや建設機械分野における自動運転ソフトウエアビジネスの事業拡大や事業投資に関する不確定な要素が多く、適正かつ合理的な業績予想の策定が困難であるため、業績予想を記載していない。

<AK>

fisco

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