*13:47JST 米国株見通し:底堅い値動きか、利下げ期待の継続で
(13時30分現在)
S&P500先物 6,387.25(+16.25)
ナスダック100先物 23,487.25(+64.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は33ドル高。米金利は低水準で推移し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
6日の主要3指数は反発。序盤は不安定ながら徐々に堅調地合いを強め、ダウは81ドル高の44193ドルとプラスに転じた。連邦準備制度理事会(FRB)当局者の見解で9月利下げが期待されるなか、買いが入りやすい展開となった。特に、この日は良好な業績を発表したマクドナルドなどが買われ、相場を押し上げた。また、長期金利の低下を背景にアップルやアマゾンなどハイテクのほかウォルマートなど消費が買われ、指数に寄与した。
本日は底堅い値動きか。トランプ政権の高関税政策でインフレ圧力が意識され、買いづらい展開となりそうだ。ただ、FRB人事ハト派寄り当局者のメンバー入りが取りざたされるなか、次回9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での緩和的な政策を見込んだ買いが入りやすい。一方、今晩発表の新規失業保険申請件数は増加が予想され、雇用情勢の悪化を嫌気した売りにつながりそうだ。半面、前週の予想外に低調な雇用統計を裏づける内容なら、利下げ期待を後押し。長期金利の上昇が抑制されればハイテクを中心に相場を支えるだろう。
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