*08:08JST 今日の為替市場ポイント:米9月利下げを想定してドルは上げ渋る可能性
7日のドル・円は、東京市場では147円71銭から146円69銭まで下落。欧米市場では146円78銭から147円59銭まで反発し、147円09銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に147円を挟んだ水準で推移か。米9月利下げの可能性が高まっており、ドルは上げ渋る可能性がある。
報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の後任としてウォラーFRB理事が最有力候補として浮上しているようだ。米ブルームバーグは複数の関係筋の話として、「2026年5月15日に任期切れとなるパウエルFRB議長の後任としてウォラー氏が最有力候補として浮上している」と伝えた。ウォラー氏は2020年にトランプ大統領がFRB理事に任命している。市場参加者の間からは「ウォーラー氏が次期FRB議長に任命された場合、ドルへの資金流入を十分に支える信頼性を持っているためドル相場にとってプラスになる」との声が聞かれている。
<CS>