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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】PBシステムズ—第3四半期は大幅増収ながら利益面苦戦、配当予想は大幅増額

*07:59JST PBシステムズ---第3四半期は大幅増収ながら利益面苦戦、配当予想は大幅増額
PBシステムズ<4447>は8月12日の大引け後、2025年9月期第3四半期決算を発表した。売上高は前年同期比15.8%増の1,738百万円、営業利益は同91.2%減の8百万円、経常利益は同91.4%減の8百万円、四半期純利益は同96.6%減の2百万円で着地した。

セグメント別で見ると、セキュアクラウドシステム事業の売上高は前年同期比16.4%増の1,695百万円、セグメント利益は同73.8%減の30百万円と大幅な増収減益となった。
既存顧客の仮想化基盤のリプレイス案件と首都圏顧客案件の創出が寄与し、前年同期実績を上回った一方で、前年に比べて高付加価値案件が少なかったことや前事業年度からの人員増やエンジニアハビタット開設等の投資により固定的な原価、販売費及び一般管理費が増加したことにより、セグメント利益は前年同期を下回った。

エモーショナルシステム事業については、売上高が前年同期比1.3%減の43百万円、セグメント損益は21百万円の赤字(前年同期は19百万円の赤字)となった。東京オフィスと福岡本社ショールームのMetaWalkers体験コーナーを活用した実機デモによる、防災・宇宙・スポーツ科学・シニア市場への展開、地方創生分野への導入に向けた営業活動を推進するとともに、大手パートナー経由での拡販に向けた提案活動に取り組んだ。
商業施設を管理運営する企業向けのイベント案件を取り込んだものの、本体販売案件等が取り込めなかったこともあり売上高は前年同期実績をわずかに下回った。また、販売費及び一般管理費が前事業年度中のMetaWalkers改造投資により増加したことで、セグメント損失もやや拡大した(※各セグメント数値は決算説明資料ベース、全社費用を各セグメントの人員割合で配賦)。

なお、2025年9月期の業績予想については、売上高が従来の3,420百万円から2,900百万円、営業利益が380百万円から160百万円、経常利益が376百万円から159百万円、当期純利益が256百万円から97百万円にそれぞれ引き下げている。一方、新KGI「2030年9月期までにROE30%を達成、維持継続」達成に向けて、期末配当予想を従来の1株あたり10円~12.5円の予想から20円へと大幅に引き上げた(前期実績は10円)。

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