*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:出遅れ感が意識され小幅続伸
8月14日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt高の779pt。なお、高値は780pt、安値は771pt、日中取引高は1823枚。前日13日の米国市場のダウ平均は続伸。
ベッセント財務長官が9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げの可能性を指摘し、期待感に寄り付き後、上昇。長期金利の低下を好感し、相場は終日堅調に推移した。半導体が冴えず、ナスダックは伸び悩んだが、連日で過去最高値を更新し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比2pt安の776ptからスタートした。昨日までの上値の重い地合いを引き継ぎ、朝方は下押し場面があったものの、売り一巡後は下げ止まる展開。ベッセント米財務長官が日本に対する私見として、「日銀は後手に回っており、利上げするだろう」との発言したことが伝わり、プライム市場が弱含むと、出遅れ感の強いグロース市場に物色の矛先が向かった。その後は日足ボリンジャーバンドのプラス1シグマや5日移動平均線を意識した動きとなり、底堅く推移。小幅続伸となる779ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株で弁護士ドットコム<6027>やAiロボティクス<247A>などが上昇した。
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