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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】注目銘柄ダイジェスト(前場):荏原製、地主、ソラコムなど

*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):荏原製、地主、ソラコムなど
地主<3252>:2705円(+214円)
大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は40.6億円で前年同期比41.7%の大幅減益となっている。ただ、市場予想は4億円ほど上振れる着地であったとみられる。また、足元での順調な仕入れの進捗も評価材料視されているもよう。7月の仕入れは複数の大型オフバランス案件が寄与して大幅増加。7月時点で700億円が契約済みとなっているもようで、通期目標700億円以上を既に達成する形に。

テスホールディングス<5074>:362円(-37円)
大幅反落。前日に25年6月期の決算を発表、営業利益は25.5億円で前期比7.5%増となり、8月7日の下方修正に沿った水準での着地。一方、26年6月期は36億円で同41.3%増の見通しとしているが、コンセンサスは10億円程度下振れており、ネガティブに捉えられているようだ。開発型の再生エネEPC事業が伸び悩む見通しとなっている。また、京都府開発案件のスケジュールが未確定とされていることも不透明感につながる。

クレセゾン<8253>:3776円(-344円)
大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、事業利益は229億円で前年同期比0.3%増と横ばいになり、税引前利益以下は減益となっている。通期事業利益計画960億円、前期比2.5%増は据え置き、進捗率は23.9%に。ペイメントや不動産担保ローン事業は上振れているが、投資先の評価損やインド事業での与信コスト増加など想定外の損失発生などが影響。業績上振れ期待の後退をマイナス視する動きが先行へ。

荏原製<6361>:3212円(+300円)
大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、4-6月期営業利益は275億円で前年同期比33.0%増となり、第1四半期の同17.1%増から増益率は拡大する形に。通期予想は従来の1015億円から1025億円、前期比4.6%増に小幅上方修正。環境事業の見通しを引き上げている。堅調な業績推移に加えて、発行済み株式数の1.97%に当たる909万909株、200億円を上限とする自社株買いの実施も発表、ポジティブな反応が優勢になっている。

電通グループ<4324>:2927円(-227円)
大幅続落。前日に第2四半期の決算を発表、調整後営業利益は前年同期比1.3%増の336億円となったが、営業損益は620億円の赤字となっている。前年同期は112億円の黒字であった。通期営業損益予想は従来の660億円の黒字から35億円の赤字に下方修正。のれんの減損損失を計上したことが下振れの背景となる。これにより、中間配当は見送り、期末配当金は未定へと修正されている。減損懸念はあったものの配当計画修正をネガティブ視。

BRUNO<3140>:1020円(+23円)
続伸、年初来高値更新。25年6月期の売上高は145.02億円(前期比12.1%増)、経常利益は3.29億円(前期は0.11億円)と大幅増収増益だった。EC事業は前期比124%と好調に推移しており、カタログギフトの展開が奏功しギフト需要を的確に取り込んだ結果、「BRUNOカタログギフト」は前期比152%と著しい成長を遂げた。『BRUNO』ブランドにおいては、コンパクトホットプレート、マルチスティックブレンダー、スチーム&ベイクトースターといった主力製品が引き続き堅調に推移した。

ワンキャリア<4377>:2582円(+54円)
続伸、年初来高値更新。25年12月期第2四半期売上高は40.12億円(前年同期比44.8%増)、経常利益は13.68億円(同49.7%増)と2桁増収増益だった。積極的な法人向けマーケティング活動等で新規取引先との接点を増やし、求人掲載サービスやスカウトサービスの販売に繋げた。また、地域・業界・職種等の特定カテゴリの学生・企業の抱えるニーズに合致したサービスを強化し、同中間会計期間で会員数は前年同期比333千人増、法人取引累計社数は前年同期比1,572社増となった。

ソラコム<147A>:1135円(+150円)
ストップ高。14日の取引終了後に26年3月期第1四半期の業績を発表し、これを好感した買いが優勢となっている。売上高は22.25億円(前年同期比17.7%増)、経常利益は1.19億円(同390.6%増)と大幅増収増益だった。プラットフォーム全体の機能強化を継続し、AIの活用を可能にするサービス拡充を進めた結果、課金アカウント数およびARPA(1アカウントあたりの平均売上金額)の伸長が貢献し、リカーリング収益(プラットフォーム利用料)は18.45億円(前年同期比19.7%増)となった。

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