*18:16JST ユビキタスAI---1Qは増収、ソフトウェアプロダクト事業が2ケタ増収に
ユビキタスAI<3858>は14日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.6%増の8.59億円、営業損失が1.13億円(前年同期は1.14億円の損失)、経常損失が1.12億円(同1.12億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.23億円(同0.75億円の損失)となった。
ソフトウェアプロダクト事業は売上高2.12億円(前年同四半期比60.3%増)、セグメント損失0.34億円(前年同四半期は0.91億円の損失)となった。前年同四半期と比べて、ロイヤルティ売上が増加し、これによりセグメント損失も減少した。
ソフトウェアディストリビューション事業は売上高2.70億円(前年同四半期比15.3%減)、セグメント損失0.25億円(前年同四半期は0.18億円の損失)となった。ネットワークマネジメント製品の既存顧客向けライセンス売上が前年度に前倒しで計上した影響により減少した。これにより、セグメント損失も増加した。
ソフトウェアサービス事業は売上高1.74億円(前年同四半期比9.6%減)、セグメント損失0.59億円(前年同四半期は0.02億円の損失)となった。売上高の減少要因は、グレープシステム社における受託開発売上の減少によるものである。セグメント損失の増加要因は、セグメント共通コスト増加の影響によるものである。
データアナリティクス事業は売上高2.02億円(前年同四半期比4.8%増)、セグメント利益0.06億円(前年同四半期は0.01億円の損失)となった。一般企業への化学系データベース及び画像解析ソフトの販売増があった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が43.49億円、営業利益が0.06億円、経常利益が0.05億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.23億円とする期初計画を据え置いている。
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