*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:やや売り優勢か
本日の東証グロース市場250指数先物は、やや売り優勢の展開を想定する。前日19日のダウ平均は10.45ドル高の44922.27ドル、ナスダックは314.82ポイント安の21314.95で取引を終了した。ホーム・デポ(HD)の上昇が支え、寄り付き後、まちまち。
ダウは日中、過去最高値を更新後、小売決算やパウエルFRB議長の講演待ちで、様子見気配が強まり一時下落に転じた。ナスダックは、セクターロテーションに加え半導体エヌビディア(NVDA)などのハイテクの高値警戒感、オプション絡みの売り、大幅利下げ期待の後退で売りが加速し終日軟調に推移し相場全体の重しとなった。
終盤にかけて、ダウはかろうじてプラス圏を回復しまちまちで、終了。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、やや売り優勢の展開を想定する。オシレーター系指標が過熱感を示唆しているほか、直近の商いも減少しており、短期調整の可能性がある。一方、相対的な出遅れ感や、新興市場は資金の新たな受け皿として注目されつつあるため、大きく値を崩すような下落は見込み難く、方向性の掴みにくい一日となりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3t安の799ptで終えている。上値のメドは805pt、下値のメドは790ptとする。
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