*11:09JST SMK---太陽生命、太陽生命少子高齢社会研究所、宇陀市、宇陀市立病院と認知症予防で包括連携協定
SMK<6798>は21日、T&Dホールディングス<8795>の子会社の太陽生命保険と太陽生命少子高齢社会研究所、宇陀市、宇陀市立病院とともに、認知症予防推進に関する包括連携協定を締結したと発表した。
これにより、各機関の知見を結集し、認知症予防の啓発から自助の促進までを支援する「認知症予防包括プロジェクト」を実施する。
本プロジェクトでは、同社が国立循環器病研究センターと共同で開発した音声による健康可視化アプリを活用。スマートフォンやPC、電話を通じて収集した音声から、あたまの健康度や心身のコンディションを簡易に評価し、高齢者のウェルビーング向上や社会全体のQOL(生活の質)の向上につなげることを目的としている。
また、太陽生命は認知症診断保険金や予防給付金を含む「ひまわり認知症予防保険」を提供しており、2024年12月には軽度認知障害への保障拡充も行われた。太陽生命少子高齢社会研究所も、音声技術の社会実装に協力し、宇陀市でのモデル構築に貢献する。
宇陀市は「認知症不安ゼロのまち」を掲げ、独自ガイドブックの作成やサポーター養成講座を実施し、2024年度末時点で2,654名を養成。宇陀市立病院では、2022年度に「もの忘れ外来」を設置し、専門医による診療や市民講座を通じた啓発活動を行っている。
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