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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】コンフインタ Research Memo(6):ゲーム業界の市況悪化の逆風下で、M&A効果により増収増益を確保(2)

*12:06JST コンフインタ Research Memo(6):ゲーム業界の市況悪化の逆風下で、M&A効果により増収増益を確保(2)
■コンフィデンス・インターワークス<7374>の業績動向

3. 財務状況と経営指標
2025年3月期の財務状況は、資産合計が前期末比570百万円減少して6,614百万円となり、負債合計は同416百万円減少の797百万円、純資産合計は同153百万円減少の5,816百万円となった。

流動資産は4,829百万円となった。自己株式の取得や配当金の支払いなどで現金及び預金が同95百万円減少し3,994百万円となったこと、売掛金が同78百万円減少して740百万円となったことによる。固定資産は1,785百万円となった。のれんが償却により同164百万円減少し1,374百万円となったことや、東京オフィス移転に伴い差入保証金が同114百万円減少して109百万円となったことが影響している。

流動負債は793百万円となった。未払金が106百万円、未払法人税等が195百万円、未払消費税等が51百万円それぞれ減少したことによる。固定負債は3百万円で、低水準を維持している。

純資産合計は前期末比153百万円減少し、5,816百万円となった。自己株式の取得が影響している。自己資本比率は前期末の82.7%から87.3%へとさらに向上し、極めて高い財務安定性を維持している。積極的なM&Aや事業投資を行うための強固な土台が構築されている。同社は今後も成長戦略としてM&Aを重視しており、将来的な業容拡大に向けた投資余力を十分に有しているといえる。

営業活動によるキャッシュ・フローは1,048百万円の収入となった。投資活動によるキャッシュ・フローは68百万円の収入となった。有形固定資産の取得による支出や、差入保証金の回収による収入による。財務活動によるキャッシュ・フローは1,212百万円の支出となった。自己株式の取得に851百万円、配当金の支払いに382百万円を充当したことなどによる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 星 匠)

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