*14:03JST 米国株見通し:伸び悩みか、FOMCの政策決定を見極め
(13時30分現在)
S&P500先物 6,684.25(+5.00)
ナスダック100先物 24,581.50(+30.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は18ドル高、米金利はやや低下し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
週明け15日の米株式市場は、主要3指数がそろって上昇。ダウは49ドル高の45883ドルと小幅に反発。S&P500とナスダックもともに上昇し、特にナスダックは6営業日連続で最高値を更新した。この日発表されたNY連銀製造業景気指数は予想外のマイナスに落ち込むなど悪化が目立ったものの、連邦準備制度理事会(FRB)のハト派スタンスを期待した買いが先行。また、米中首脳会談の進展も相場の下支えとなり、全体的に堅調な値動きだった。
本日は伸び悩みか。連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定を翌日に控え、様子見基調が強まる見通し。今晩発表の8月小売売上高が焦点で、弱い結果なら利下げ幅拡大の思惑が高まり、株式の支援要因に。ただしFOMC声明や経済見通しを見極めたいとの姿勢が強く、上値は抑えられやすい。セクター別では、消費関連株が指標結果の影響を受けやすく、金利敏感株も利下げ観測に連動しやすい。ハイテクはAI進化が追い風も、直近の上昇ペースを踏まえ利益確定の動きも警戒される。
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