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FiscoNews

【寄り付き概況】日経平均は120円高でスタート、レゾナックやキリンHDなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;44910.50;+120.12TOPIX;3154.58;+8.75

[寄り付き概況]

 18日の日経平均は120.12円高の44910.50円と反発して取引を開始した。前日17日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は260.42ドル高の46018.32ドル、ナスダックは72.63ポイント安の22261.33で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り0.25%の利下げを決定したほか、追加利下げが示唆されたためダウは続伸した。その後、今回の会合で大幅利下げへの広い支持がなかったとパウエル議長が指摘すると一時下落に転じる局面もあったが終盤にかけて回復。ナスダックは半導体セクターが重しとなり終日軟調に推移し、主要指数は高安まちまちで終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は主要指数によって高安まちまちだったが、FOMCを通過したことでひとまず安心感が先行し、株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=146円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。
さらに、昨日の日経平均が5日ぶりに上昇一服となったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、FOMCは通過したが、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されており、引き続き投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比4.6%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.4%減だった。

 セクター別では、医薬品、食料品、不動産業、情報・通信業、銀行業などが値上がり率上位、その他製品、精密機器、電気・ガス業、鉄鋼、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レゾナック<4004>、キオクシアHD<285A>、キリンHD<2503>、KOKUSAI<6525>、レーザーテック<6920>、JX金属<5016>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、スズキ<7269>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、任天堂<7974>、良品計画<7453>、HOYA<7741>、ニデック<6594>、東電力HD<9501>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、サンリオ<8136>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>、SBI<8473>、コーエーテクモ<3635>、川崎重<7012>などが下落している。

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