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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】注目銘柄ダイジェスト(前場):さくら、レゾナック、東京衡機など

*11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):さくら、レゾナック、東京衡機など
東瓦斯<9531>:5505円(-222円)
大幅続落。大和証券では投資判断を「2」から「3」へ格下げ、目標株価は5290円としている。25年度はROE8%目標達成へ自己資本を削減するため、総還元額は純利益を上回る2100億円程度になるが、26年度は自己資本の維持が目的となることで総還元額は1280億円程度に減少すると予想。この場合、総還元利回りは6.3%となり、過去5年平均の6.8%も下回る水準としている。

レゾナック<4004>:5133円(+498円)
大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3300円から5400円に引き上げている。高い競争力を有する半導体・電子材料の拡大と黒鉛電極の採算改善が見込め、投資魅力が高いと評価している。半導体材料では、AI向け銅張積層板など先端向けに加え、DRAM向けCMPスラリーといった汎用向けも今後拡大が期待できるとしている。検討している黒鉛電極の追加的な構造改革にも注目のもよう。

東京衡機<7719>:304円(+30円)
一時ストップ高。前日に26年2月期の業績修正を発表している。営業利益は従来予想の1.3億円から1.8億円、前期比7.1倍に上方修正。仕入原価見直しやオーダー品の売上増などによって、利益率が改善しているもよう。6月には1.7億円から1.3億円に下方修正していたことから、ポジティブなサプライズにつながっているようだ。なお、新中計を策定、28年2月期営業利益6.3億円、29年2月期復配などを目指しているようだ。

電算<3640>:3160円 カ -
ストップ高買い気配。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の9.1億円から16億円、前年同期比5.5倍にまで引き上げ。自治体情報セキュリティ対策などの新規案件獲得や受注増加など販売が順調に推移したほか、下期予定案件の前倒し計上などもあったもよう。第1四半期は0.8億円、同21.0%減益であったことから、大幅な上方修正にはポジティブなサプライズが強いようだ。

さくら<3778>:3310円(+502円)
ストップ高。政府は自国のデータや技術をもとにした国産AIの開発に乗り出すと報じられている。海外製への依存はデータの海外流出や誤情報の拡散を招く恐れがあるとされており、開発資源を日本企業に提供してAI開発を支援、信頼性の高い国産AIの確立を目指すようだ。開発した国産AIは同社が国内のデータセンターを通じて提供することを想定するともされており、国策銘柄としての位置づけが一段と高まる状況になっている。

イオレ<2334>:6580円(+230円)
反発。東京証券取引所(東証)が18日売買分から信用取引の臨時措置を解除したことを好感した買いが先行している。規制は信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)としていた。日本証券金融(日証金)も貸借担保金率30%としていた増担保金徴収措置を解除した。

キッズスター<248A>:2120円(+157円)
反発。子ども向け社会体験アプリ『ごっこランド』及び海外版『Gokko World』が合計1,000万ダウンロードを突破したと発表し、好材料視されている。『ごっこランド』は13年5月のサービス開始以来、順調にダウンロード数を伸ばしてきており、ベトナムでの『Gokko World』展開により市場性を検証し、十分な手応えを得たことから、海外展開を更に拡大していく。25年の年末から26年の年初頃には、タイ、インドネシアの2ヶ国での配信を予定しており、加えて英語版の準備も進めている。

T&S・G<4055>:1240円(+54円)
続伸。横浜キャピタルと事業提携契約を締結、横浜キャピタルから新規顧客開拓等の売上拡大支援等の支援を受けるほか、横浜キャピタルが設立したYokohama Bridge投資事業有限責任組合(Yokohama Bridgeファンド)に対する新株予約権の発行による資金調達(1,356,471,660円)を行うこととした。あわせて具体的な施策を見直し達成目標の前倒しとなる改訂を行い、31年9月期に売上高100億円、EBITDA20億円、時価総額300億円を目指す長期ビジョンを策定した。

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