*14:07JST 日経平均VIは小幅に低下、高値警戒感も意識
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.19(低下率0.79%)の23.98と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は24.07、安値は23.38。
昨日の米株式市場は主要指数が高安まちまちだったが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過したことで安心感が広がった。一方、日経225先物は昨日は小幅に下落したが、9月4日以降、昨日まで2600円上昇していることから高値警戒感も強まっており、ボラティリティーの高まりを警戒するムードも意識され、今日は午前の中頃以降は低下幅を縮める動きとなっている。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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