*08:25JST 米ハイテク株高を受け買い先行へ
[本日の想定レンジ]
2日のNYダウは78.62ドル高の46519.72ドル、ナスダック総合指数は88.89pt高の22844.05pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比25円高の45095円だった。本日は前日の米ハイテク株高を映して買いが先行して始まりそうだ。前日は米国の利下げ観測を背景に相対的に割高感が後退した半導体関連株に買いが集中し、5営業日ぶりに反発した。ローソク足も5営業日ぶりに陽線を形成した。5日移動平均線(44963円)は下げ基調にある半面、25日線(44077円)は上げ基調にあり、大勢では上昇トレンドのなかの調整の範囲内と言えるだろう。前日の米国市場では、人工知能(AI)に対する期待や米長期金利の低下が投資マインドを上向かせ、主要株価指数がいずれも過去最高値を更新しており、東京市場でも半導体関連などAI関連株に買いが続く可能性がある。ただ、国内では、あすが自民党総裁選の投開票日となるため、結果を見極めたいとの思惑から積極的な売買は手控えられるかもしれない。また、米国では政府機関の閉鎖により、経済指標の発表が延期されているが、閉鎖が短期間でとどまるのか、長期化し今月中旬に予定されるインフレ指標の発表が延期されるほど長引くことになれば、米国の金融政策決定にも影響を及ぼしかねないだけに、再開時期に関する報道にも注意が必要だろう。上値のめどは、9月19日高値(45852円)、心理的な節目の46000円、46500円、下値のめどは、節目の44000円や25日線(43975円)心理的な節目の43500円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限45400円-下限45000円
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