*15:40JST 新興市場銘柄ダイジェスト:Zenmuは大幅に3日続伸、noteがストップ高
<5892> yutori 3765 -395
大幅に3日ぶり反落。9月の売上高(速報値)が前年同月比100.3%増になったと発表している。夏物・秋物の販売が好調に推移した。ただ、7月の160.1%増、8月の179.1%増から伸び率が鈍化していることが嫌気され、売り優勢となっている。yutori株は25日移動平均線が下方にある75日移動平均線に迫りつつあり、デッドクロスに対する警戒感も売り圧力になっているとみられる。
<3623> BS 1167 +22
大幅に5日続伸。ジェーシービー(JCB、東京都港区)と法人向け事業で基本合意契約を締結したと発表している。26年3月頃からJCBの資金管理・キャッシュフロー改善ポータル「Cashmap」でビリングシステムの決済サービス「PayB」を活用した税金・公共料金等支払い機能を提供する。両社のソリューションと金融機関のネットワークを融合し、中小企業や個人事業主と金融機関の双方が抱える課題解決に貢献するのが狙い。
<5027> AnyMind 725 +24
大幅に3日ぶり反発。吉本興業グループのFANY(東京都新宿区)にEC支援を開始すると発表している。AnyMind GroupのAI搭載型各種プラットフォームと専門チームによる運用支援を掛け合わせ、ECサイトの構築からカスタマーサポート、物流・在庫の連携、データ分析までを包括的にサポートする。FANYはオンラインチケット販売や物販、ファンクラブ運営などタレントIPを活用したオンライン事業を展開している。
<338A> Zenmu 7960 +780
大幅に3日続伸。自社の秘密分散技術を搭載した次世代ファイル交換システム「RevoWorks ZENMU-Storage」の販売が26年1月から予定されていると7日に発表し、引き続き買い材料視されている。身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウェア」による攻撃などに対応したソリューション。アサヒグループホールディングス<2502>がランサムウェア攻撃で被害を受けていることから注目されているようだ。
<4593> ヘリオス 520 +15
大幅に反発。開発中の急性呼吸窮迫症候群(ARDS)及びその他の急性治療領域への適応を目指す治療薬「HLCM051」について、米Minaris社での商用生産に向けて協力体制を構築すると発表している。Minaris社は世界有数の受託開発製造機関で、試験サービスプロバイダーでもある。また、ヘリオスの3Dバイオリアクター製造プロセスを利用した細胞治療薬の商用生産に向けた製造委託契約も両社で締結した。
<5243> note 1644 +300
ストップ高。25年11月期の営業利益予想を従来の0.60億円から2.00億円(前期実績0.52億円)に上方修正している。CtoCメディアプラットフォーム「note」事業で流通総額が拡大していることに加え、法人向け情報発信メディアSaaS「note pro」事業の契約獲得が加速した。子会社の新規事業も貢献し、期初予想を上回る見込みとなった。第3四半期(24年12月-25年8月)は前年同期比271.3%増の1.27億円で着地している。
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