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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】株式会社VRAIN Solution:2026年2月期第2四半期決算説明会文字起こし(2)

*10:52JST 株式会社VRAIN Solution:2026年2月期第2四半期決算説明会文字起こし(2)
VRAIN Solution<135A>

四半期別の損益計算書になります。
第1四半期は売上高195百万円と厳しい状況でしたが、第2四半期では851百万円を計上し、売上総利益率は81.9%と大幅に改善しました。販管費は同水準で、営業利益率は第2四半期で38.1%となり、挽回できたと評価しています。

こちらは販管費の説明になります。
販管費は、特に人件費が大きく増加しています。前第2四半期では153百万円でしたが、当第2四半期では290百万円と約1.9倍に増加しました。これは当社が中期経営方針で掲げる「毎年売上高1.5倍成長」に向けて、育成期間や戦略の成果が現れるまでの時間を見越して、先行して人件費や採用費を計上しているためです。
研究開発費は、前期より若干増加しており、既存製品の性能向上や新商品の開発に力を入れています。

こちらは営業利益の増減要因をグラフで示したものになります。
営業利益の増減要因としては、売上増加分が238百万円ある一方で、人件費・採用費・研究開発費に加え、本社移転に伴うコストが発生しており、現時点では営業利益が前期比で減少しています。

こちらは従業員数の推移となります。
昨年度の上半期終了時点では従業員数は66名でしたが、今期は106名と40名増加しています。採用は計画に沿って進められており、特に営業人員と新設したカスタマーサポート部門を含むサポート人員の増加が顕著です。
カスタマーサポート部門は、AIシステム導入後の性能維持やアフターフォローを担う重要な部門であり、継続顧客売上高の向上にも寄与していきます。今後の事業拡大に向けて、競争力強化のために急速に人員を増やしています。
また、AI技術の開発においては厳選した採用を行い、プロダクト開発の技術者も着実に増加しています。

こちらは事業別売上高構成比になります。
当社の事業は「AIシステム」と「DXコンサルティング」の2つに分かれています。今期の売上構成比は、AIシステムが93%、DXコンサルティングが7%となっています。
通期ではDXコンサルティングの割合も一定程度回復する見込みですが、売上の中心はAIシステムになると予想しています。当社がAIをデファクトスタンダードにするため、AIシステムの拡販に注力しています。
なお、DXコンサルティング事業は新規サービス開発や高度なオーダーメイドシステムの提供など、顧客の多様なニーズに対応するために重要な位置づけであり、今後も事業として推進していきます。
こちらは貸借対照表であり、記載のとおりです。

株式会社VRAIN Solution:2026年2月期第2四半期決算説明会文字起こし(3)に続く

<KM>

fisco

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