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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、日本の円安牽制も日銀政策に不透明感

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、日本の円安牽制も日銀政策に不透明感
22日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋りか。米国経済の減速懸念からドル売り地合いが続く見通し。また、日本の円安牽制で円買いも出やすい。ただ、日銀政策の不透明感で円買いが抑制されれば、ドルを下支えしそうだ。

前週末の海外市場で、日銀の追加利上げ時期の不透明感で円の失望売りが先行。ドル・円は一時157円台後半まで上昇し、ユーロ・円やスイスフラン・円も史上最高値を更新。NY時間では財務相の円安牽制制発言があったが、円の買戻しは限定的だった。米長期金利の低下局面でもドル買いが優勢となり、ユーロ・ドルは1.17ドル付近に失速した。週明けアジア市場で円買い先行も、日経平均株価の急伸で円売りがドルを支えた。

この後の海外市場は主要イベントの通過で材料が乏しく、積極的に動きづらい。米経済指標の弱含みで景気減速懸念がくすぶり、連邦準備制度理事会(FRB)による来年の利下げ継続観測がドルの上昇を抑える見通し。日本の介入警戒を背景に、円売りは抑制されるだろう。ただ、日銀の利上げを織り込み円買いは後退し、ドルの下値は堅い構図が続く。クリスマス休暇入りで参加者が減少するなか、流動性の低下による値動きの振れが拡大する可能性もある。

【今日の欧米市場の予定】
・特になし

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