億り人たちの「AI・半導体関連銘柄への関心」は引き続き高い(写真:イメージマート)
日経平均株価が5万円を突破し、史上最高値を更新した2025年の株式市場。歴戦の億り人たちは2026年の相場をどう攻めるのか、総勢20名の億り人たちに注目のテーマ・銘柄を聞いた――。同様の企画は2024年末にも掲載したが、そこで紹介した銘柄のなかには1年で2倍、3倍になったものも。ここでは、2026年の注目テーマのひとつ、「AI・半導体」関連銘柄についての億り人たちの見解を紹介しよう。
株価出遅れの銘柄も
2025年に一大ブームとなった「AI・半導体」関連も引き続き注目という声は多い。
年収300万円台のサラリーマンから米国株専門の投資家として33歳で億り人となったまーしーさんは、AI相場の主役である米国株のエヌビディアは依然、「外せない」と言う。
「AI開発に不可欠なGPU(画像処理半導体)の牙城は少なくとも2026年は崩れないと見ており、高値警戒感から株価が下がっている今こそ狙い目と言えるでしょう」
資産20億円超の89歳現役トレーダー「シゲルさん」こと藤本茂さんは、「産業のコメとして欠かせない半導体は永遠のテーマ。なかでも株価が出遅れているTMHなどの銘柄を安い時に買えばええんちゃうか」と語る。
