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【億り人たちの“2026年株価上昇期待”銘柄】テンバガー投資家XさんはIPOセカンダリー投資、羽根英樹さんはTOB狙い、遠藤洋さんやDAIBOUCHOUさんは小型株に注目

2025年のTOB件数は過去最多を更新(イメージ)

2025年のTOB件数は過去最多を更新(イメージ)

 日経平均株価が5万円を突破し、史上最高値を更新した2025年の株式市場。歴戦の億り人たちは2026年の相場をどう攻めるのか、総勢20名の億り人たちに注目のテーマ・銘柄を聞いた――。同様の企画は2024年末にも掲載したが、そこで紹介した銘柄のなかには1年で2倍、3倍になったものも。ここでは、2026年注目の「IPO」「TOB」「小型株」について、億り人たちの投資術と見解を紹介しよう。

IPOのセカンダリー投資で大化けを狙う

 様々な視点から有望な銘柄を見極めようとする億り人たち。幾度もの難局相場を乗り越えてきただけに、その投資術もバラエティーに富んでいる。

 10倍株、20倍株などの「バガー株」29銘柄を手にし、約5年8か月で資産を561万円から10億円に増やしたテンバガー投資家Xさんは、「IPO(新規上場)のセカンダリー投資」に取り組んでいる。新規上場後に株価が下落したところで仕込み、大化けを狙う手法で、自身の資産を大きく膨らませた投資術だという。

「2025年12月12日にIPOしたばかりのフィットクルーの株価は、上場直後の3000円超から下がっていますが、足元の業績は好調。会員数の増加が業績に直結するストック型ビジネスなので、安いうちに仕込んでおけば株価2~3倍も期待できます」

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