*18:45JST 11日の香港市場概況:ハンセン指数は反落、金融やサービス関連が安い
11日の香港市場は反落。主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比61.14ポイント(0.24%)安の25898.76ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が5.74ポイント(0.07%)安の8704.52ポイントと反落した。
取引時間中は買いが先行し小高く推移する場面が多かったが、終盤にかけて伸び悩み下げに転じた。中東情勢の先行き不透明感が投資家心理の重荷となったほか、中国の全国人民代表大会の閉幕を控え政策の手掛かりを見極めたいとの様子見姿勢も広がった。一方で人工知能関連分野への関心は引き続き相場の下支え要因となり、指数は方向感に乏しい展開のなか小幅安で取引を終えた。
ハンセン指数の構成銘柄では、金融株に売りが目立った。HSBCホールディングス(00005/HK)が2.1%安、中国建設銀行(00939/HK)が1.6%安、中国人寿保険(02628/HK)が2.3%安と下落した。中国の全国人民代表大会の閉幕を控え政策動向を見極めたいとの姿勢が強まり、金融株には利益確定売りが出やすかった。
また、消費・サービス関連もさえない。神州国際集団(02313/HK)が3.6%安、李寧(02331/HK)が2.1%安、美団(03690/HK)が2.2%安と下げた。消費関連株は直近の上昇の反動で利益確定売りが出やすく、指数の伸び悩み局面で売りが優勢となった。
反面、エネルギーや一部テクノロジー株には買いが入った。中国海洋石油(00883/HK)が3.7%高、中国神華能源(01088/HK)が4.6%高、中国石油天然気(00857/HK)が2.3%高と上昇し、資源株が相場を下支えした。原油市況の動向を背景にエネルギー関連株に資金が流入したほか、電気自動車関連では吉利汽車(00175/HK)が8.2%高、比亜迪電子(00285/HK)が2.9%高と堅調だった。指数が小幅安となるなかでも、資源・自動車関連には選別的な買いが続いた。
中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.25%高の4133.43ポイントで取引を終了した。
<AK>