家計

日本でも3割超えと急速に進むキャッシュレス化 その反動と戸惑いの声

キャッシュレス社会への急速な移行に戸惑いの声も(写真:イメージマート)

キャッシュレス社会への急速な移行に戸惑いの声も(写真:イメージマート)

 日本でもキャッシュレス化が急速に進んでいる。6月1日に経済産業省が発表したデータによると、キャッシュレス決済の比率は2020年よりも2.8ポイント増加し32.5%となり、初めて3割を突破した。政府は2025年までにキャッシュレス決済比率を4割程度、将来的には世界最高水準の80%まで上昇させることを目標としている。だが、日本でも急速に進行するキャッシュレス化の波に、戸惑いの声も聞こえてくる。キャッシュレス社会へ移行する過渡期の今、少なからず課題も見えてきているようだ。

現金払いでないと金銭感覚がおかしくなる?

「久しぶりに東京ドームで野球を観戦したら、ビールの売り子だけじゃなく、東京ドーム内すべて現金使用不可でびっくり。正直、急激なキャッシュレス化に戸惑っています」

 そう話すのは、メーカーに勤める50代男性・Aさんだ。交通系ICカードとクレジットカードを使用することもあるが、普段の決済は現金がメインだ。将来的に何でもキャッシュレス化されることには、不安も感じているという。

「無理にキャッシュレス比率を引き上げようとしていることには疑問を感じます。現金とキャッシュレス、それぞれの良さがあるのだから、無理やり現金を追いやらなくても……。お金を遣ったときに、財布から現金が減っていく感覚がなくなると、金銭感覚もおかしくなってしまうのではないかと不安です」(Aさん)

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