住まい・不動産

【地方移住・3つの勘違い】「生活費は安くない」「静かではない」「家族とのすれ違い」 成功するために必要な準備とは

地方移住に憧れる人も少なくないが、想定外の落とし穴も(イメージ)

地方移住に憧れる人も少なくないが、想定外の落とし穴も(イメージ)

 定年後はのんびりと田舎暮らしをと考え、都心を離れる「地方移住」に憧れを抱く人も少なくない。しかし、自身も地方移住の経験があるファイナンシャルプランナーの高鷲佐織氏は、「事前の準備を怠ると失敗するリスクが高い」と警告する。高鷲氏は地方移住に関して「3つの勘違い」があると指摘する。

「まず“地方は生活費が安い”というイメージがありますが、決してそんなことはありません。寒冷地は光熱費がかさむし、自動車が必要ならガソリン代がかかる。地場産の生鮮食品が安いのは魅力ですが、意外とお金がかかります。都心よりも生活費が安く済むなどと考えず、節約する努力が必要になります」

 2つ目は「田舎は静か」との思い込みだという。人が少なく、穏やかな毎日を過ごせるだろうと考えていると、期待を裏切られることになる。

「地方によっては祭りが多かったり、近所の付き合いが濃密だったりします。そうした想定をしていないと、地域住民とうまくコミュニケーションを取れずに、知らない土地で肩身の狭い思いをすることになりかねません」(高鷲氏)

 3つ目は、「家族の認識」をめぐる勘違いだ。

「“子供たちも旅行気分で喜んで遊びに来てくれるだろう”などと安易に考えがちですが、最初は物珍しくて足を運んでくれたとしても、だんだんと疎遠になるケースも。また、夫婦で十分に意見を擦り合わせないまま地方移住を決めたことで、奥さんが不慣れな生活に参ってしまう場合も少なくない。家族でよく話し合うことが必須です」(高鷲氏)

次のページ:地方移住で成功している人は情報収集で手を抜かない
関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。