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冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機…新生活の家電購入で早くも「間違えた」の声が続々 家電ライターが解説する「失敗しない家電選び」のコツ

 大型家電は、玄関や室内のドアなどの長さを測ってから購入するのが大前提だが、そもそも冷蔵庫には最適サイズはあるのか。藤山氏はこう言う。

「冷蔵庫の最適サイズは、料理をするか、しないかで変わります。一般的には、冷蔵庫の容量は1人あたり100リットルとされ、家電量販店などでは、一人暮らしだと70〜120リットルを奨められますが、料理をする人だと足りないので、少し大きめで2ドアの200リットルくらいがいい。

 一方、料理をまったくしない人だと、『近所にコンビニがあるから、冷蔵庫いらない』で済んでしまいます。ビールなどを数本冷やすだけなら、動作音がしないペルチェ式の小型冷蔵庫(コンプレッサーではなく、ペルチェ素子という半導体素子を利用した冷蔵庫)という選択肢もあります」

 料理をするつもりがあるのかどうかをまず考えることが大事だという。

炊飯器、オーブンレンジは「代用できる」

 炊飯器も同様だ。「大学の入学時に上京して炊飯器を買ったが、4年間まったく使わなかった」(会社員・25歳男性)という声もある。

「今はコンビニでパック入りのご飯が買えて、家で炊くのと比べてコスト的にもそんなに高くはつかない。毎日炊くような人をのぞけば、一人暮らしだと炊飯器はいらないかもしれません」(藤山氏)

 炊飯器がなくても、ご飯は鍋とガスコンロで炊ける。1〜2合なら、フタをして強火で沸騰させたあと、弱火にして12分程度で、美味しいご飯ができあがる。

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