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【ドル円週間見通し】中東情勢の緊迫化が足元の相場に与える影響は予測困難

・4月22日-26日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧)4月ユーロ圏製造業PMI 23日(火)午後5時発表予定
・予想は、46.6
 参考となる3月実績は46.1。需要の減少が続いたことが要因。ただ、生産指数は改善しており、4月もこの状態が続いている可能性があることから、全体的には3月実績を多少上回る可能性がある。

○(米)4月サービス業PMI 23日(火)午後10時45分発表予定
・3月実績は51.7
 3月については雇用がやや低調だった。4月については支出と投入価格がまずまず順調に推移するとみられており、3月実績を上回る可能性がある。

○(米)1-3月期国内総生産速報値 25日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前期比年率+2.0%
 アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDP Now」の4月16日時点での試算によると前期比年率+2.9%。3月小売売上高やISM製造業景況指数がまずまず好調だったことを考慮すると、前期比年率+2%超となる可能性がある。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 26日(金)決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
 日銀植田総裁は参院財政金融委員会で「基調的な物価の上昇率が上がる中で緩和の度合いの縮小も考えないといけない」と述べた。ただし、基調的な物価上昇率は2%を下回っており、緩和的な金融状態がしばらく維持される見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・23日(火):(欧)4月ユーロ圏総合PMI、(米)4月製造業PMI
・24日(水):(豪)3月消費者物価指数、(米)3月耐久財受注
・26日(金):(米)3月コアPCE価格指数

【予想レンジ】
・152円50銭-156円00銭

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