キャリア

コロナ休校、私立小の保護者から「その分の学費返して」の声も

 ただ、Kさんはあまり乗り気ではない。娘は確かに学校には行っていないが、担任の先生が普段以上に忙しいことが手に取るように分かるからだ。

「休校になって最初の4~5日は子供はやることがなく、ボケーッとテレビゲームをしたり、友達の家に遊びに行ったりしていましたが、ほどなく学校からメールで連絡が入り、デジタル教材が配られました。ダウンロードパスを使って、問題をダウンロードするものです。どうやら教材会社が、千載一遇のチャンスとばかりに必死に営業をかけているようで、小学校側もそれに乗っかり、毎日宿題が出るようになりました。

 娘のテキストを見ると、担任は一人ひとりの宿題を毎日チェックし、間違えた問題には赤字で説明を書き入れています。1クラス30人以上いますから、1人10分としても毎日最低5時間はかかる計算です」

 Kさんは、授業料返還を求めるパパ友グループのLINEを冷めた目で見ているが、余計なことを言って波風を立てるのも嫌なので、「徐々に距離を置くようにしている」そう。ただ、一部のパパ友の暴走は止まらず、「どうやら今年のGWは休校の穴埋めで、全部代替授業で埋まるみたいですよ」との真偽不明のコメントも出るに至り、今さらながら「付き合うパパ友グループを間違えた……」と、深い溜め息をついているそうだ。

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