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【注目トピックス 市況・概況】NY為替:米労働市場に減速の兆し、利下げ観測再燃しドル反落

*06:22JST NY為替:米労働市場に減速の兆し、利下げ観測再燃しドル反落
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円92銭から155円40銭へ下落し、155円47銭で引けた。米・先週分新規失業保険申請件数が予想以上に前週から増加し、9カ月ぶりの高水準となったため年内の利下げ観測が強まり長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。デイリー米サンフランシスコ連銀総裁がファンダメンタル的に労働市場が低迷した場合は行動が必要との発言を受けてドル売りが一段と強まった。

ユーロ・ドルは1.0728ドルから1.0784ドルまで上昇し、1.0782ドルで引けた。ユーロ・円は、167円20銭から167円75銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2470ドルから1.2527ドルまで上昇。英国中銀は金融政策決定会合で予想通り政策金利据え置き、インフレ改善基調を確認し2名のメンバーが利下げに投じたため6月の利下げを織り込むポンド売りが優勢となったのち、米国の年内の利下げ観測を受けたドル売りが強まった。ドル・スイスは0.9095フランから0.9056フランまで下落した。

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