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【注目トピックス 日本株】ニーズウェル—2Qも2ケタ増収増益、全てのサービスラインの売上高が増加

*17:39JST ニーズウェル---2Qも2ケタ増収増益、全てのサービスラインの売上高が増加
ニーズウェル<3992>は9日、2024年9月期第2四半期(23年10月-24年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.4%増の48.26億円、営業利益が同21.7%増の6.97億円、経常利益が同21.3%増の7.11億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同29.7%増の5.09億円となった。

サービスラインの状況として、「業務系システム開発」の売上高は前年同期比17.8%増の32.76億円となった。ニアショア拠点を活用したマイグレーション開発の需要が増加したほか、生保、公共、通信向け等の案件が堅調だった。

「IT基盤」の売上高は同7.6%増の8.34億円となった。ソフトウェアテストサービス、ITアウトソーシングが大きく伸びたほか、製薬やホテル向けのITサポート、損保や通信及び電力向けの基盤構築等が堅調だった。

「ソリューション」の売上高は同14.7%増の7.15億円となった。独自のソリューションやサービスの提供により他社との差別化に注力し拡大した。SAP Concur(R)が提供する経費精算・経費管理クラウドConcur Expense、請求書管理クラウドConcur Invoice等の導入サービスにおいては、電子帳簿保存法の改正やインボイス制度に伴う対応が未了のユーザーからの受注が引き続き堅調に推移する中、同社独自のソリューションとして提供しているInvoice PAシリーズ等も好評で、多くの受注を獲得している。

この結果、当第2四半期累計期間における売上高は増収となった。受注強化に向けた社員及びパートナーの技術者増強と、グループの連結による売上拡大により、売上総利益は同12.2%増の11.39億円、販売費及び一般管理費は同0.1%減の4.42億円となった。営業利益も増益となり、営業利益率は14.5%と、高い水準を確保している。

2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比22.4%増の107.20億円、営業利益が同30.8%増の14.40億円、経常利益が同26.9%増の14.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.0%増の9.80億円とする3月14日に上方修正した連結業績予想期を据え置いている。

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