新しい職場では“推し隠し”を徹底。職場は「推しのためにお金を稼ぐ場所」
推し活の影響で職場の人間関係が悪化し、仕事がしにくくなったというBさん。今春、他支社に異動が決まり、「ほっとした」というのが本音だ。そこではBさんは推しの話を一切せず、「“推し隠し”を徹底しています」と語る。
「推しの話題が出ても、『興味がないふり』をしています。リモートが多い職場ならいいですけど、私の職場は対面でのかかわりが多く、職場の人間関係が悪化したら、転職や異動がない限り逃げ場がありません。職場は『推しのためにお金を稼ぐ場所』と割り切っています」(Bさん)
推し活が職場の同僚たちとのコミュニケーションの活性化に一役買うこともあるが、ときに推しを“公表”したことで予想外の展開に苦しむことも。推し活ブームのなか、職場でそれを明かすべきか、隠すべきか、悩んでいる人は少なくないのかもしれない。