*14:08JST SMK Research Memo(8):業績の変動時もDOE2%を目途に安定配当
■株主還元策
SMK<6798>は、株主への利益還元を経営上の最重要課題の1つと考えている。中期経営計画期間中は事業環境の変化に対応するための財務健全性の維持を前提に、株主資本配当率(DOE)2%程度を目途とした配当を目指している。過去10年間においては親会社株主に帰属する当期純利益で損失を計上する期もあったが、一定の配当金を維持してきた実績がある。2025年3月期は、配当金140.0円(前期比40.0円増配、中間期末50.0円配、期末90.0円配)となった。同社は2025年4月に創立100周年を迎えたため、40.0円の記念配当が追加された。株主資本配当率(DOE)では2.9%(記念配当を除くと2.1%)となる。2026年3月期は、配当金100.0円(中間期末50.0円配、期末50.0円配、記念配当分を除くと前期と同じ)を予想する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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