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【注目トピックス 日本株】株式会社ワイヤレスゲート×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(2)

*09:12JST 株式会社ワイヤレスゲート×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(2)
ワイヤレスゲート<9419>

■企業説明

■ワイヤレスゲート 成田様
改めまして、株式会社ワイヤレスゲート 代表取締役CEOの成田でございます。本日はこのような機会をいただき、誠にありがとうございます。はじめに、当社の概要についてご説明いたします。

当社は2004年1月に創業し、現在で21年目を迎えました。社名「ワイヤレスゲート」は、「無線通信=ワイヤレス」の「入口=ゲート」としての役割を表しており、その名の通り、さまざまなワイヤレス通信を取り扱う通信事業者、いわゆるMVNO(仮想移動体通信事業者)として事業を展開しております。

当社の事業は大きく2つに分かれています。1つ目は「ワイヤレスゲートWi-Fi事業」、2つ目は「デジタルマーケティング事業」です。各事業の詳細については、後ほどご説明させていただきます。

■ワイヤレスゲート 原田様
続いて、私からは当社の沿革についてご説明いたします。当社は2004年1月に「株式会社トリプレットゲート」として設立されました。当時はまだスマートフォンが普及しておらず、ノートパソコンが登場し始めた時期でした。創業時は、街中のカフェや交通機関、商業施設などで利用できるWi-Fiサービスの提供を目的としてスタートしました。

2007年12月には、ヨドバシカメラ様との取引を開始し、事業が大きく拡大しました。2009年7月には、現在の主力サービスであるWiMAXサービスを提供開始。2012年7月には、東京証券取引所マザーズ市場に上場し、現在はスタンダード市場に上場しております。

また、2020年以降は通信サービスに加え、スマートフォン向けの保険サービスやサブスクリプション型の新サービスの提供を開始し、契約者数も順調に増加しております。さらに直近では、2024年1月より新たに「デジタルマーケティング事業」を立ち上げました。この新規事業についても、後ほど詳しくご説明させていただきます。

■ワイヤレスゲート 成田様
続きまして、当社の事業概要についてご説明いたします。当社は、ブロードバンドサービスの普及を通じて、遠く離れた人同士のコミュニケーションを支援することを企業理念として掲げております。

まず、基盤となる「ワイヤレスゲートWi-Fi事業」では、主にWiMAXやWi-Fiサービスなど、月額課金型の通信サービスを中心に展開しております。これに加え、スマートフォンの保険サービスやウイルス対策ソフトといった付帯サービスも提供しており、お客様に安心と利便性をお届けしています。

また、近年は自社で企画・開発したオリジナルタブレットの物販を開始し、周辺機器であるマウスやキーボードといった製品にも参入しています。通信サービスとの親和性が高いこれらの製品を取り扱うことで、物販分野にも注力している状況です。加えて、成長領域として新たに開始したのが「デジタルマーケティング事業」です。具体的には、「eSIM」と呼ばれる、インターネット上で購入可能な通信SIMを中心とした商材を、当社の直販サイトにて販売する事業を展開しております。

近年、訪日外国人の数が急増しており、日本滞在中の通信ニーズも高まっています。そうした背景を踏まえ、訪日客向けにeSIMを中心とした通信サービスをECサイトで直接販売することで、より利便性の高いサービスを提供してまいります。このように、当社は「サブスクリプション型の通信サービス事業」と「ECを活用したデジタルマーケティング事業」という、2つの柱で事業を展開している企業でございます。

以上が、当社の企業概要および事業構成のご説明となります。

■質疑応答

▲フィスコ 高井
成田様、原田様、ありがとうございました。ワイヤレスゲート様の概要についてご説明いただいたところで、ここからはDAIBOUCHOUさんに、気になる点について成田様と原田様にご質問をいただきます。それではDAIBOUCHOUさん、よろしくお願いいたします。

●DAIBOUCHOU
はい、よろしくお願いいたします。まず1つ目の質問ですが、なぜ今回、このタイミングで対談動画にご登壇されたのか、その理由や背景についてお聞かせください。

■ワイヤレスゲート 成田様
ご質問ありがとうございます。今回、フィスコTV様の対談企画に登壇させていただいたのは、視聴者の皆様が株式投資への関心が非常に高い個人投資家の方々であると伺っていたためです。当社をより多くの投資家の皆様にご理解いただく絶好の機会と考え、出演を決めました。

特に、5月13日に当社として初めて株主優待制度の導入を発表した直後ということもあり、その背景や狙いについて、動画を通じて直接ご説明したいと思ったことも理由の一つです。また、開示資料だけではなかなか伝わりづらい当社の考えや思いを、対話形式にすることで、より分かりやすく、親しみやすい形でお伝えできればと考えております。当社に興味を持っていただくきっかけとなり、魅力を感じていただければ嬉しく思います。

●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。株主優待は今、個人投資家の間でも人気が高まっていますし、IRも一方的な説明より、対談形式の方が内容入ってきやすいという方が多いと思います。こうした機会はとてもありがたいですね。

次の質問です。貴社は安定基盤としての「ワイヤレスゲートWi-Fi事業」と、成長領域である「デジタルマーケティング事業」の二本柱で展開されているとのことですが、他社と比べた際の強みや競争優位性についてお聞かせください。

■ワイヤレスゲート 成田様
ありがとうございます。それでは、スライドを用いて当社の競争優位性についてご説明いたします。まず、当社の大きな特徴の一つは、株主でもあるヨドバシカメラ様との関係です。これにより、リアル店舗での展開に非常に強みを持っており、家電量販店を中心に販売網を構築しています。また、代理店も含めたリアルでの営業力には自信を持っております。

さらに、直販の強化も進めており、自社のECサイトを通じたオンライン販売も展開しています。MVNO事業者の中で、リアルとネットの両方で販売力を有する企業は限られており、当社の顧客獲得における重要な差別化ポイントとなっています。

また、当社が注力するeSIMについては、日本国内ではまだ普及途上ですが、海外では広く利用されており、訪日外国人を中心とした需要拡大が見込まれます。国内でのeSIM取り扱い企業は少ないため、インバウンド需要に応える形で当社が直接販売を行うことで、高い収益性を確保できると考えております。

●DAIBOUCHOU
なるほど。私も海外旅行の際には、AmazonなどでeSIMを購入することがありますが、非常に安価で選択肢も多く、利便性の高いサービスだと感じています。eSIMを扱っていること自体、まだあまり知られていない印象もありますので、今回のような動画を通じて多くの方に知っていただくのは、とても良い機会になると思います。

株式会社ワイヤレスゲート×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)に続く

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