*09:10JST 日経平均は231円高、寄り後は上げ幅拡大
日経平均は231円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数が上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、イスラエルとイランの停戦合意後も事態が落ち着いていることが安心感となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの2日間で600円近く上昇し、昨日の終値が2月19日以来の高値水準となったことから、利益確定売りが出やすかった。さらに、中東情勢を巡る先行き不透明感から積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を広げている。
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