出てきたレシピに、「オイスターソースとエリンギを入れたらおいしかった」と、かつて似たような料理を作ったときの感想を入力したら、ChatGPTからは「それもいいですね」とほめ言葉が。うれしい!
本当はレシピを修正してほしかったが、これは指示が悪い。「私がかつて作った内容でレシピにして」と再度入力すると、今度はアレンジを反映したオリジナルレシピを出力してくれた。
「ChatGPTは使い続けることで学習し、使用者の望む生成がされやすくなります。繰り返し指示を出すと、使用者の傾向を学習してよい出力がされやすくなるのです。“この文章をもっと親しみやすくして”といった指示や“この文章はよかったよ”といったフィードバックをすることで、最適化を早めることができるので、手間を惜しまずコミュニケーションをとりましょう」(大久保さん)
レシピが完成したら、掲載するサイトの体裁に合わせて書き換えたり、同時にタイトル候補の提案なども指示したらやってくれた。完成したレシピは、コピー&ペーストしてレシピサイトに掲載すれば完了だ。
「たとえば楽天レシピでは投稿や書き込みに応じて楽天ポイントが付与されます。レシピの数が増えたら、ChatGPTを使ってレシピ本にして、電子書籍関連サービスのKindleストアで販売も可能です。
レシピだけではなく、育児ハウツーや掃除のコツなど自分の得意分野があれば、マニュアル本やメソッドの販売で誰でも稼げる可能性があります」(戸田さん)
ChatGPTがあれば、初めての副業も恐るるに足りない。
※女性セブン2025年7月17日号