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【注目トピックス 日本株】タクマ Research Memo(2):主力事業を中心にストック型ビジネスへのシフトと新分野への展開(1)

*13:32JST タクマ Research Memo(2):主力事業を中心にストック型ビジネスへのシフトと新分野への展開(1)
■会社概要

1. 会社概要
タクマ<6013>は、温暖化などの環境問題を解決するため、また循環型社会の実現のため、「環境」と「エネルギー」を主要テーマに、燃焼技術をコアとして、廃棄物処理、水処理、バイオマス発電などの分野でプラントエンジニアリング事業を展開している。同社の納入するプラントは、地域のごみ処理を支えるほか、電力や熱を供給する重要なインフラとして数年かけて建設した後、20年、30年の継続的なアフターサービスを行う。そのなかで蓄積される技術やノウハウを次のEPCやアフターサービスに生かすことで、顧客との長期的な関係構築を目指している。主力である一般廃棄物処理プラントの国内の納入実績は累計で約380件で、国内第1位である。その他にボイラ3,200基以上(うち、バイオマスボイラ650基)、産業廃棄物処理プラント120施設以上、下水汚泥焼却炉約20施設、ユニフロサンドフィルタ2,900台以上(国内第1位)などの納入実績がある。バイオマス発電プラントの納入実績においても約60基の納入実績があり、FIT制度下では国内第1位である。

2. 沿革
同社は、1912年に日本初の純国産ボイラである「タクマ式汽罐」を開発した創業者・田熊常吉が、ボイラの製造販売を目的として1938年6月に設立した企業である。その後は、創業の精神である「汽罐報国(ボイラを通じて社会に貢献する)」の理念を継承しながら、燃焼技術をコアに事業展開し、1949年に東京証券取引所(以下、東証)及び大阪証券取引所に上場した。創業以来培った燃焼技術やエンジニアリング力を活用し、1958年にごみ焼却処理プラントや水処理プラント等の環境設備部門へ進出、1963年に日本初の連続式ごみ焼却プラントを大阪市に納入した。2019年には遠隔監視・運転支援拠点「Solution Lab」を開設するなど、アフターサービスにも注力している。2022年4月、東証の市場区分の見直しに伴い、市場第1部からプライム市場へ移行した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

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