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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】サインポスト—1Q減収なるも、DX・地方共創事業の売上高は大幅増

*14:49JST サインポスト---1Q減収なるも、DX・地方共創事業の売上高は大幅増
サインポスト<3996>は14日、2026年2月期第1四半期(25年3月-5月)決算を発表した。売上高が前年同期比5.8%減の7.02億円、営業損失が0.19億円(前年同期は0.29億円の利益)、経常損失が0.23億円(同0.28億円の利益)、四半期純損失が0.24億円(同0.26億円の利益)となった。

コンサルティング事業の売上高は前年同期比7.1%減の6.73億円、外注費が減少したものの減収影響によりセグメント利益は同10.7%減の1.11億円となった。事業面では、2025年2月期第4四半期会計期間に地域銀行4行で大型プロジェクトが完了したこと等により売上高が減少した。一方で、受注プロジェクトの参画準備及び下期に向けた営業活動等に取り組んだ。施策面では、運営体制を見直して意思決定のスピードを高めるとともに、顧客開拓と業務領域拡大を主務にする部署を新設した。

イノベーション事業の売上高は同10.1%減の0.10億円、新ソリューションのシステム開発に関する費用が増加したこと等によりセグメント損失は0.36億円(前年同期は0.28億円の損失)となった。主にコンパクトPOSセルフレジ「EZレジ」(イージーレジ)を販売した。また、EC販売の業務フローを効率化するソリューションの開発に取り組んでおり、複数の顧客と実証実験を進めている。

DX・地方共創事業の売上高は同119.6%増の0.18億円、セグメント損失は0.07億円(同0.00億円の損失)となった。中堅・中小企業のDXを支援する「DX伴走支援サービス」を提供している。このサービスの取り組みの一つとして、第四北越銀行の「DX宣言策定支援サービス」のDX宣言書作成を支援している。これらのサービスについて、付加価値と効率向上をねらったソリューションと業務ツールの開発にも取り組んできた。また、顧客企業の経営戦略・経営施策策定の支援及び業務プロセスのDX化プロジェクト推進を支援した。

2026年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比12.5%増の34.00億円、営業利益が同10.0%増の2.20億円、経常利益が同7.2%増の2.12億円、当期純利益が同3.0%減の2.49億円とする期初計画を据え置いている。

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