*22:27JST 【市場反応】米6月CPI/7月NY連銀製造業景気指数、ドル底堅い
米6月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.3%となった。伸びは5月+0.1%から予想通り加速し、1月来で最高となった。前年比では+2.7%。伸びは5月+2.4%から予想以上に加速し、2月来で最大。また、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している燃料や食品を除いたコア指数は前月比+0.2%と、5月+0.1%から伸びが加速も予想を下回った。5カ月連続で予想下振れ。前年比では+2.9%と、予想通り伸びは5月+2.8%から加速し、2月来で最大となった。
同時刻に発表された米7月NY連銀製造業景気指数は5.5と、予想外に2月来のプラスに改善した。
前月比でコアCPI指数が5カ月連続で予想を下回る伸びにとどまったことで、緩やかなインフレの状況が示され米長期金利は低下。ドルは一時売られたが、底堅く推移。ドル・円は147円70銭まで下落後、148円27銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1663ドルから1.1691ドルまで上昇後、再び下落。ポンド・ドルは1.3467ドルまで上昇後、1.3435ドルまで反落した。
【経済指標】
・米・6月消費者物価コア指数:前年比+2.9%(予想:+2.9%、5月:+2.8%)
・米・6月消費者物価指数:前年比+2.7%(予想:+2.6%、5月:+2.4%)
・米・6月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、5月:+0.1%)
・米・6月消費者物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、5月:+0.1%)
・米・7月NY連銀製造業景気指数:5.5(予想:-9.1、6月:-16.0)
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