*17:21JST 金、今週は経済指標で動くか サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、金についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『金、今週は経済指標で動くか』と述べています。
続いて、『先週のNY金(8月)は、トランプ大統領が新たな関税措置を発表したことで、貿易戦争への懸念が高まり、リスクオフの金買いが強まった。先週の終値は3364.00ドル。これは6月下旬以来、2週間超ぶりの高値水準。週間では、21.10ドル(0.63%)上伸した』と伝えています。
次に、『週明け14日のNY金(8月)は、4営業日ぶりに反落した。前週末比4.90ドル安の1オンス=3359.10ドル』と伝え、『前週末に清算値ベースで2週間超ぶりの高値水準を付けた反動から利益確定の売りが出たようだ。ただ、トランプ大統領は12日、欧州連合(EU)とメキシコに30%の関税を8月1日から課すと表明したことはサポート要因となった』と解説しています。
また、『トランプ大統領が各国との関税交渉の期限としている1日までは大きな展開は見込みにくい事から、NY金(8月)は現状の3300~3400ドルあたりで保ち合いが続いているが、今週は15日に6月米消費者物価指数(CPI)と、16日に米卸売物価指数(PPI)、17日には小売売上高がそれぞれ発表されるため、それをきっかけに同意付く可能性がある』と示唆しています。
陳さんは、『弱い結果であれば米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しが強まり、金相場を押し上げよう。逆に、強い結果であっても関税問題があるため、下落は限定的だろう』と考察しています。NY金(8月)予想レンジは、『3300~3500ドル』と想定しています。
一方OSE金相場は、『為替の円安にサポートされて1万6000円台に上昇している。押し目買いが続きそうで、CPIや小売売上高の結果次第では、最高値を更新する可能性もありそうだ』と述べています。予想レンジは、『1万5900~1万6300円』と想定しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月16日付「金、今週は経済指標で動くか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
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