*16:35JST 日経VI:低下、株価上昇一服で過熱感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-0.93(低下率4.03%)の22.17と低下した。なお、高値は22.59、安値は22.15。昨日の米株式市場でダウ平均が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物は昨日までの2日間で2120円上昇したことから、市場では短期的な過熱感が強まっていた。こうした中、今日は日経225先物が上昇一服となったことから、高値警戒感が緩和し、日経VIは昨日の水準を下回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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