*12:07JST ドーン Research Memo(7):2025年5月期の配当金は前期比4.0円増配の年24.0円。10期連続の増配
■株主還元策
ドーン<2303>は、株主に対する利益還元を経営の重要課題として位置付けており、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、累進配当を基本方針としている。この方針の下、好調な業績を背景に連続増配を続けてきた。2025年5月期の配当金は前期比4.0円増の24.0円、配当性向17.6%となり、10期連続の増配を実施した。また、2025年5月期には自己株式取得(99百万円、45,100株)を行っており、還元性向は手厚い。2026年5月期の配当金は前期比2.0円増の26.0円、配当性向18.1%を予定している。業績の拡大による安定的な増益とともに、将来的には配当性向の上昇余地もあるため、増配ペースが上がることが期待できると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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