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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】品川リフラクトリーズ—1Qは減収なるも通期予想の上方修正を発表

*19:52JST 品川リフラクトリーズ---1Qは減収なるも通期予想の上方修正を発表
品川リフラクトリーズ<5351>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.0%増の382.66億円、EBITDAが同11.5%増の44.08億円、営業利益が同5.3%減の28.90億円、経常利益が同14.3%減の30.95億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同39.7%減の17.57億円となった。

耐火物セグメントの売上高は前年同期比13.1%増の262.41億円、セグメント利益は同25.1%増の22.59億円となった。国内粗鋼生産量の減少に加えて、海外においても顧客の活動水準の低位継続及び競合環境の激化により耐火物販売数量が減少したが、2024年10月より新たに当社グループに加わったオランダのGouda Refractories Group B.V.の業績が寄与したこと等があった。

断熱材セグメントの売上高は前年同期比6.3%減の38.89億円、セグメント利益は同30.4%減の5.18億円となった。国内外において受注案件の拡大に取り組んだものの、欧州及び中国市場の需要減速に伴う海外グループ会社の業績悪化や、国内の改修案件が端境期で耐火断熱れんがの販売数量が減少したこと等があった。

先端機材セグメントの売上高は前年同期比7.2%減の9.63億円、セグメント損失0.31億円(前年同期は0.44億円の利益)となった。ファインセラミックス製品の拡販を推進したものの、半導体製造装置関連製品において需要の増加が未だ本格化していないことに加えて顧客の在庫調整の影響で販売数量が減少した。

エンジニアリングセグメントの売上高は前年同期比26.3%増の72.91億円、セグメント損失0.15億円(前年同期は3.20億円の利益)となった。製鉄所構内の大型工事案件の工事進捗に伴う売上計上があった一方で、ブラジルのReframax Engenharia Ltda.の買収に伴う一過性の関連費用4億円の計上等があった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比22.2%増(前回予想比1.1%増)の1,760.00億円、EBITDAが同28.1%増(同2.2%増)の230.00億円、営業利益が同9.2%増(同7.4%増)の145.00億円、経常利益が同6.2%増(同7.4%増)の145.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.1%減(同6.3%増)の85.00億円としている。

<AK>

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