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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米FRB議長発言は中立的もドル売り後退

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米FRB議長発言は中立的もドル売り後退
22日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。ジャクソンホール会合でのFRB議長発言は中立的とみられ、ドル買いはいったん後退。もっとも米国内の景況感が改善しており、ドルは売りづらい展開となりそうだ。

前日発表された米国の新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数は悪化したが、PMIの改善が好感され米金利高・ドル高の展開に。ユーロ・ドルは1.16ドル台半ばから1.16ドル付近まで下落し、ドル・円は147円台半ばから148円台半ばまで上値を伸ばした。本日アジア市場でも米景況感指標の強さを意識したドル買いが続き、ドル・円は148円台半ばの水準を維持。ユーロ・ドルは節目の1.16ドルを割り込んだ。

この後の海外市場はジャクソンホール会合でのパウエル議長講演が注目される。9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定前に重要指標が複数控えており、ウエル氏は利下げを明確に示唆せず中立的な見解を示すとみられる。連邦準備制度理事会(FRB)当局者内で意見は割れており、現時点では政策余地を残したい考えだろう。市場心理としては利下げ期待が一定程度残る一方で、堅調なPMIを受けてドル売りには慎重さが広がるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 加・6月小売売上高(予想:前月比+1.5%、5月:-1.1%)
・23:00 パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演予定

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fisco

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