*04:04JST 9月3日のNY為替概況
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円80銭から147円88銭まで下落し、引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が9月利下げ支持を再表明したほか、7月JOLT求人件数が予想を下回り、さらにFRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気判断が下方修正されたため年内の利下げ観測が強まりドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1608ドルまで下落後、1.1683ドルまで上昇し、引けた。
域内の長期金利上昇を警戒したユーロ売りが緩和した。
ユーロ・円は173円20銭へ上昇後、172円61銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3340ドルまで下落後、1.3417ドルまで反発した。
英国の財政悪化を警戒したポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは0.8061フランへ上昇後、0.8020フランまで下落した。
[経済指標]
・米・7月JOLT求人件数:718.1万件(予想:738万件、6月:735.7万件←743.7万件)
・米・7月耐久財受注確定値:前月比―2.8%(予想:-2.8%、速報:-2.8%)
・米・7月耐久財受注(輸送用機器除く) 確定値:前月比+1.0%(予想:+1.1%、速報:+1.1%)
・米・7月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防) 確定値:前月比+0.7%(速報:+0.7%)
・米・7月製造業受注:前月比-1.3%(予想:-1.3%、6月:-4.8%)
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