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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、明日の米CPIを見極め

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、明日の米CPIを見極め
10日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米大幅利下げへの思惑が後退すれば、ドルは買戻しが入りやすい。ただ、明日発表の米消費者物価指数(CPI)を控え、上値を追う展開にはなりにくい。

前日のドル・円は147円台前半を中心に推移。米雇用統計の年次改定で非農業部門就業者数が下方修正されたのを受け、米金利安・ドル安に振れた。ただ、大幅修正は織り込み済みとの見方から、下げは限定的だった。その後は11日に発表される8月CPIが上振れるとの観測からドル買いが優勢となり、ユーロ・ドルは弱含み、ドル・円は底堅く推移した。本日アジア市場も同様の展開となり、ドル・円は147円台で底堅く推移した。

この後の海外市場は、今晩発表の米生産者物価指数(PPI)が注目される。指標が予想を上回れば、米金融当局の利下げペース鈍化観測が強まりドルは底堅さを維持しやすい。一方、弱い内容ならドル売り再燃の可能性があろう。もっとも、CPIを控えて積極的な売り買いは手控えられる公算が大きい。加えて、日銀は政局混迷でも利上げを排除しない方針と報じられており、円買い圧力がかかりやすい。足元は材料不足で、148円以上は上値が重いとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・8月生産者物価コア指数(予想:前年比+3.5%、7月:+3.7%)

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fisco

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