*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:出遅れと非テクノロジー銘柄物色で反発
9月16日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt高の756pt。なお、高値は758pt、安値は747pt、日中取引高は1726枚。前日15日の米国市場のダウ平均は反発。
対中通商交渉の進展で、バイトダンスが展開するTikTokの国内での運営を維持する枠組みで合意したとの報道が好感され、寄り付き後、上昇。その後、NY地区連銀製造業景気指数がマイナス域に急低下したためダウは一時下落に転じた。ただ、今週、連邦準備制度理事会(FRB)が開催する連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が根強く下値も限定的となり、底堅く推移し終盤にかけ再びプラス圏を回復。
ナスダックは終日堅調に推移し、連日過去最高値を更新し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt安の752ptからスタートした。プライム市場選好の流れで朝方は軟調な始まりも、売り一巡後は切り返しの展開。テクニカル的な売られ過ぎ感が着目されたほか、出遅れ感をハヤした買いも観測され、指数はプラス圏に浮上した。好業績の非テクノロジー銘柄を買う動きも強まり、午後は堅調に推移。3日ぶりの反発となる756ptで取引を終了した。東証グロース市場の主力株では、GENDA<9166>や技術承継機構<319A>などが上昇した。
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