*11:20JST tripla---3Qも2ケタ増収・大幅な増益、純利益の計画に対する進捗が好調に推移
tripla <5136>は16日、2025年10月期第3四半期(24年11月-25年7月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比42.8%増の18.24億円、営業利益が同183.3%増の3.24億円、経常利益が同316.3%増の3.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同439.6%増の3.08億円となった。純利益の連結業績予想に対する進捗率は76.5%と好調に推移している。
同社グループホスピタリティソリューション事業においては、顧客価値向上のため、前年度に引き続き、主要サービスである「tripla Book」及び「tripla Bot」、宿泊業界特化型のCRM・MAツールである「tripla Connect」等の機能改善を行うとともに、広告運用代行サービス「tripla Boost」、主要な国際的旅行予約サイトに加えて東アジア・東南アジアのローカル旅行予約サイトからの集客も実現する「tripla Link」、宿泊中の必要情報を集約した旅ナカ専用サービス「tripla Guide」を提供してきた。加えて、2024年12月にtripla Hong Kong Limited、2025年2月にtripla USA, Inc.、2025年4月にはtripla Philippines Technologies Inc.を設立するなど、グループの成長戦略の柱である海外展開を進めてきた。このような取り組みの結果、tripla Bookの施設数は、当第3四半期累計期間において、前連年度末より692施設増の3,645施設、tripla Botの施設数は、当第3四半期累計期間において、前年度末より234施設増の2,057施設となった。また、取扱高・GMV(Gross Merchandise Value)も、当第3四半期累計期間において、前年同期比38.1%増の1,199.34億円となった。
2025年10月期通期については、営業収益が前期比48.3%増の27.70億円、営業利益が同96.9%増の5.28億円、経常利益が同116.0%増の5.28億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同92.5%増の4.03億円とする3月17日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
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