*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:続伸か
本日の東証グロース市場250指数先物は、続伸を予想する。前日18日のダウ平均は124.10ドル高の46142.42ドル、ナスダックは209.40pt高の22470.73ptで取引を終了した。今後の連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ軌道を巡る不透明感に寄り付き後、まちまち。新規失業保険申請件数が前回から大幅減少し労働市場の底堅さが再表明されると年内の速やかな追加利下げ観測が後退し、一時伸び悩んだ。その後、エヌビディアなど半導体セクターの上昇がけん引し、終盤にかけ、相場は上げ幅を拡大。過去最高値を更新し、終了した。上昇した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は続伸となりそうだ。堅調な米株やプライム市場から取り残された感があるものの、調整一巡により、再上昇への機は熟しつつある。グロース市場固有の悪材料はなく、週足のストキャスティクスが低位に位置しており、短期資金による循環物色も意識されやすい水準だ。日銀政策委員会・金融政策決定会合2日目のため、終了後決定内容発表の動向には留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の756ptで終えている。上値のメドは770pt、下値のメドは750ptとする。
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