*13:59JST 英ポンド週間見通し:もみ合いか、英国のスタグフレーション懸念残る
■弱含み、将来的な利下げの可能性残る
今週のポンド・円は弱含み。英中央銀行は9月18日に政策金利の据え置きを決定したが、将来的な利下げの可能性は残されており、週末前にリスク回避的なポンド売り・円買いが優勢となった。英国の財政不安は払しょくされていないため、週末前にポンド売り・米ドル買いが優勢となったことも対円レートを圧迫したようだ。取引レンジ:199円22銭-201円27銭。
■もみ合いか、英国のスタグフレーション懸念残る
来週のポンド・円は下げ渋りか。米国の追加利下げ観測は支援材料となるが、英国財政の悪化や経済のスタグフレーション懸念は消えていないため、9月の製造業・サービス業のPMIが8月実績を下回った場合、リスク選好的なポンド買い・円売りは縮小する可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・23日:9月製造業PMI(8月:47.0)
・23日:9月サービス業PMI(8月:54.2)
予想レンジ:197円50銭-200円50銭
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