*13:55JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、8月消費者物価指数が手掛かり材料に
■弱含み、雇用者数の減少を嫌気
今週の豪ドル・円は弱含み。日経平均株価の上昇を意識した豪ドル買い・円売りが強まり、一時98円台前半まで豪ドル高円安に振れる場面があった。しかしながら、9月18日発表の8月雇用者数は増加予想に反して減少したため、リスク回避の豪ドル売り・円買いが観測された。米国の大幅利下げ観測は後退したことも豪ドル売り材料となったようだ。取引レンジ:97円25銭-98円39銭。
■もみ合いか、8月消費者物価指数が手掛かり材料に
来週の豪ドル・円はもみ合いか。米国金利の先安観は消えていないものの、米長期金利は下げ渋っているため、リスク選好的な豪ドル買いは抑制される見込み。ただし、9月24日発表の8月消費者物価指数が7月実績を上回った場合、リスク選好的な豪ドル買い・円売りがやや強まる可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・24日:8月消費者物価指数(7月:前年比+2.8%)
予想レンジ:96円00銭-99円00銭
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