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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】アルプス技研 Research Memo(4):成長ドライバーである採用面も好調。培ってきた技術を工業ロボット開発へ展開

*13:04JST アルプス技研 Research Memo(4):成長ドライバーである採用面も好調。培ってきた技術を工業ロボット開発へ展開
■アルプス技研<4641>の主な活動実績

1. 採用実績
同社成長のドライバーとなる人材の採用については、2025年新卒採用(単体)として300名強(前期は217名)が入社した。2026年新卒採用についても同水準を計画しているようだ。なお、2025年4月15日付の日本経済新聞(朝刊)に掲載された「2026年卒大学生就職企業人気ランキング」(日経・マイナビ共同調査)によると、理系総合42位にランクインするとともに、業種別では人材サービス(派遣・紹介)において4年連続で1位に選ばれた。派遣技術者に対する認知や理解が進んできたことに加え、質の高い人材を生み出す独自の教育・研修体系※など同社自身の取り組みが就活生に評価された結果と見ることができ、ここ数年注力してきた広告宣伝効果(テレビCM等)によるところも大きいと言える。また、人材獲得競争が厳しさを増すなか、キャリア採用については通年で約100名を計画するとともに、外国籍人材(エンジニア)も50~60名が入社予定である。

※ 「能力開発教育体系」と「キャリア開発支援」の2つに大別され、レベルやニーズに応じた教育やキャリアサポーター(先輩技術者)によるフォローなど、高度な技術力や専門性を持った人材を育成するための教育・研修体系を確立している。また、無期雇用(正社員)であるところも、長期的な育成プランを可能としている。

2.「新たな収益の柱を創る」取り組み
農業関連分野では、グループ会社DONKEYとの連携により農業用ロボット(CP200)を開発し、2024年9月より量産販売を開始した。今後は農業ロボットを軸にニーズに合わせ事業拡大を図る。また、(株)第一建設工業との共同開発により自立多機能型農業用ロボットの機能を改良し、鉄道路線内での作業軽量化を実現する工業用ロボット(D-Telass)のリリースを予定している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

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