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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】ベイシス Research Memo(2):デジタル社会をインフラで支える「インフラテック事業」を展開

*14:02JST ベイシス Research Memo(2):デジタル社会をインフラで支える「インフラテック事業」を展開
■会社概要

1. 会社概要
ベイシス<4068>は、日本全国で基地局の工事やWi-Fi機器の設置といった通信インフラの構築・運用を手掛ける独立系の通信エンジニアリング企業である。プロジェクトを管理する上流工程から、下流工程であるフィールド対応までサービスを提供している。

「インフラ構築・運用ノウハウ」と最先端の「テクノロジー」を掛け合わせることで、インフラ業界を変革する「インフラテック事業」を展開している。これにより、世界をリードする情報通信社会の実現とサステナブルな社会づくりに貢献することを目指している。自社開発のクラウド型施工管理システム「BLAS」は、作業員の情報や工程の進捗などの情報の一元管理を可能にするほか、AIによる画像認識で作業ミスも防ぎ、生産性を大きく向上させる。また、IoTを活用したスマートインフラの構築において、機器設置や工程管理、施工後の運用・保守をワンストップで依頼できるプラットフォーム「SmaSetchi(スマセッチ)」を提供している。祖業である「モバイルエンジニアリングサービス」を基盤に、「IoTエンジニアリングサービス」が第2の柱として成長している。

2. 沿革
2000年7月に広島で(有)サイバーコネクションとして設立し、モバイルエンジニアリングサービスを経営基盤としながら事業を展開している。2011年11月には(株)サイバーコネクションエンジニアリング(2014年にベイシスエンジニアリング(株)へ商号変更)を設立した。2012年8月に(株)CCソリューション(2014年にベイシスソリューション(株)へ商号変更)、(株)CCアドバンス(2014年にベイシスアドバンス(株)へ商号変更)を設立した。2013年7月にはベイシスエナジーシステム(株)(2014年にベイシスイノベーション(株)へ商号変更)を設立した。

2015年4月からはインフラエンジニアリング事業をIT等のテクノロジーを活用したインフラテック事業として拡大している。2017年にはグループ会社の統合によるグループ1社化体制を進め、「ベイシス株式会社」に社名を変更した。

2023年11月には、アセット活用による顧客基盤拡大に向け、通信業界で人材派遣業を営むアヴァンセ・アジルを100%子会社化し、全国主要都市に7拠点を構えている。また、2024年7月には、RPA※と掛け合わせることで正誤確認作業工数を削減する画像認識AIの特許を取得し、インフラ構築×テクノロジーを軸としたインフラテック事業で、業界のDX推進企業として地位を確立した。

※ ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略で、人間に代わってAI、機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する機能を指す。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

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